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君もスクールバディになろう!

「スクール・バディ」とは、生徒同士の主体的な支え合いシステムです。自分たちで、「ビデオ撮影」「演劇」「校内放送のDJ」「新聞・ポスターづくり」など、いじめを未然に防ぐための様々な企画を考え、学校内外に暴力防止を訴えています。
「スクール・バディ」活動が、各中学校での活動にとどまらず、地域の小学校や高等学校にも広がれば、地域全体に暴力防止の輪が広がるのではないかと考えています。

<スクール・バディ 参加学生の声>

●一時期、クラスメートから無視され悪口を言われ、相談できず辛い日々を過ごしました。「平気だぞ」と言う顔はしていても、実は、心の中では結構きつかったですね。仲間はずれにされ、話してもくれないし遊ぶこともできないときは本当に辛かったです。だから、他の人よりは、いじめられている人の気持ちが分かると思う。いじめられている人が、自分の気持ちを打ちあけられるようなスクール・バディになりたいと思っています。

●いままでクラスメートが孤立しているのを見てもなにもできなかったけれど、仲間がいれば何か一言声をかけてあげることができるかもしれない。いじめは無くすことは大変だけど、今まで目を逸らしていたことにちゃんと向き合って、しっかり考えられるようになったので、少しずつ成長できたと思います。

●僕たちが最初の「スクール・バディ」です。僕たちがやるのはこれからの下準備だと思っています。何年かして中学校が変わって行くようにしていきたい。僕たちがいなくなった後に、僕たちがやったことが無駄じゃないようになってくれればいいと思います。実際に活動してみて、楽しいです。真面目なときは真面目にやっていますが、みんなと話し合っている時に笑いや会話があって、本当に入って良かったなと思います。

●バディのみんなと出会ってから、いじめられた時のことを忘れて、何か新しい自分に変われたっていう感じがあります。やっぱり、いじめられてショックだったっていうのはあったんですけど…、いじめる側って「いじめるのを快感としか思っていないんだろうな」ってそれまでは思っていたんですが、実は、家庭の事情とかで、いろいろ悲しみを抱えている人もいるのを知って…。やっぱりそれを知って、そうだったんだなぁって思えて、良かったです。

●バディのメンバーが、誰一人ぎくしゃくしてなくて仲がいいので楽しいです。意見はぶつかることはあるんですけれど、意見がぶつかってもいい方向に行ったりとか、まぁ悪い方向に行ってもそれを直そうとしたりとか…。良かったのは、そういう仲間に出会えたことです。

●私は、もともとが、「ダメだ、ダメだ」って自分を責めてしまうような凄くネガティブ思考で、でもなんだかバディを通じて、いろいろな人たち、他校の人たちとかと関わっていると、だんだん、「もっとポジティブに楽しく」って気持ちがでてきて、すごく前向きに変われたんです。母親にも「前向きだね」ってビックリされました。それは自分でもビックリしてますけれど、でもいい変わり方だなって思っています。

●バディの活動で部活に出られなくなっちゃって、でも、そこで部活のメンバーが気にして「何やってるの?」とか声をかけてくれます。「こういうことしてるの。今度サミットあるんだ」、「そうなんだ、頑張ってね、じゃあ今度バディルーム行ってみるね」とか、本当にそういう身近なところから、最近変わってきました。いじめが急に無くなるとか、そういう感じは無いんですけど、でもうっすら、少しずつ変わってきている感じがしています。

●やっぱり人間って、他人とは対立も絶対あるだろうし、「こいつが好きで、こいつが嫌い」ってどうしても出てきちゃうじゃないですか。だから、いじめ「0」は、すごく理想論だなって批判的なんですけど、でも悪口とかが残ったとしても、それが自殺につながったりとか、自分の命を縮めることとか、自分を傷つけるとか、他人を傷つけちゃうとか、そういうのが広がらないようには出来るかなって。中学生って、いろいろモヤモヤ、思春期真っ盛りな感じがあるんですけど(笑)、なので、100%は無理でも、それを広げないように、っていうところまでは行きたいなって思います。

湘南DVサポートセンター TEL 090-4430-1836 お気軽にお問合せください

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いじめの問題に対する取組事例集 特徴的なプログラムが紹介されました

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