いじめ問題に対する生徒主体の取組の有効性の考察
本研究の目的は、いじめ問題への対策の中でも生徒主体の取組に注目し、生徒・先生・地域の関係者の間で「いじめ」はどう捉えられ、学校で起きているいじめ問題解決には「何が」障害で、「何が」大事で、この取組がいじめ問題に何をもたらしているのかについて、具体的な取り組み事例への調査を通して考察することである。
本研究では、地域のNPOとの協働で、生徒が主体となっていじめ問題の解決に取り組んでいる神奈川県内の中学校の事例を、有効な取り組み事例としてアンケート・インタビューによって詳細に調査した。
(慶應義塾大学 総合政策学部 志賀浪菜央 2011/01/19)