<新型コロナウイルス感染症について想うこと>

2020年の春、新型コロナウイルスが日本に上陸してから14ヵ月、多くのたいせつな命が奪われ、人々の生活そのものが変わってしまいました。

学校も一時休校となり、仕事にも行けない等、子どもも大人も不安な時期を過ごしました。今は学校も再開され、少しずつ日常を取り戻そうと皆が努力をしています。

私たちがご提供してきた人間関係づくり、コミュニケーションスキル等を織り交ぜたいじめ防止プログラム、デーティングバイオレンス予防講座等も再開されています。

とは言え、大学等の講義はリモート授業も取り入れ感染予防には気を緩めることができません。

しかし、ウィズコロナという新しい価値観、生活の形を受け入れながら突き進む社会から取り残されている人もいます。

学校が再開しても登校が難しい生徒、仕事を失い困窮し孤立している大人、新型コロナウイルス感染症の蔓延により今までより多くの人が社会とつながりにくくなっているように思います。

人には家庭や学校・会社という元来の居場所以外の第3の居場所(サードプレイス)が必要であると言われ久しいですが、感染症がもたらしたニューノーマルの時代はそれをさらに加速させていく必要があります。

新しい居場所として、誰もが集うことができ、植物を育て、作業をとおして人と関わっていくソーシャルファームを目指します。