END VIOLENCE 暴力のない社会を目指して  湘南DVサポートセンター

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藤沢市立湘洋中学校

質問事項

[1] スクール・バディへの参加動機は?
[2] 実際に活動してみての感想は?
[3] いじめ防止プログラムでクラスにどのような変化があったか?
[4] 今後の抱負は?

回答

Tさん(1年生・女子生徒)

[1] 中高持ち上がりの学校から湘洋に転校してきて、友人を作りたいと思ったから。
[2] いじめをなくそうと考えている人がいっぱいいてよかった。他の学校の人とも知り合えてよかった。
[3] クラスのみんなが協力して一つのことをするようになった。
[4] もっと頑張ってみんなにスクール・バディの存在を知らせていきたい。

Tさん(1年生・女子生徒)

[1] 以前からカウンセリングなどに興味があって。
[2] 研修を終えたばかりで具体的な活動はしていないけれど、みんなが入りやすいバディルームを作っていきたい。
[3] 特に変化は見られないが、気付かないところで変わっているかもしれない。

Iさん(3年生・女子生徒)

[1] 小学校でいじめを目の前にして、どうしていいかわからなかった。でも中学でスクール・バディの存在を知り、やってみたいと思った。
[2] 一年くらい活動してようやくみんなに知ってもらえたような気がする。相談内容や目安箱のメッセージを見ると、苦しんでる人が多いんだなぁと思った。自分の確実な居場所(バディルーム)ができてよかった。
[3] プログラムをやっている間は“いじめは良くない”という雰囲気があるが、時間が経つと元に戻ってしまうような感じがする。
[4] 私たちが土台を築いたと思うが、次の世代にどうつないでいけるか、まだ知らない人にどう伝えるかが今の課題。

Yさん(男子生徒)

[1] もともと小学校の時からいじめが根強くあったので、今までも何回もこういう活動をしてきたので、それを続けて行きたいと思いました。
[2] 現実にも起こりそうなことが、いかにもあったので、そういうのに対処するのが難しいなって。例えば川に溺れそうな人がいて、反対が自分たちがいたらどうしたらいいのかとか、やっぱりスクール・バディっていうのは、声を掛けて人を援助してあげるというか、助けて、押してあげる働きをするものなので、やっぱり人を応援するっていうのが、すごく難しいなって思います。
[3] まだみんなに色々言ったりとか活動はしていないので、まだ浸透していないですね。
[4] やっぱり、これを日本全国に広めたいと思います。

Tさん(男子生徒)

[1] 小学校の時、こういうのがあったらいいなと思って。
[2] やっぱり人が、難しいなって。
[3] まだわからないです。
[4] このプログラムを頑張りたいです。クラスの同級生に、このプログラムに来て欲しい。

Mさん(女子生徒)

[1]私は小学校の頃から、いじめた経験は自分では無いと思っているんですけど、いじめられた経験がちょっと多くて、で中学校に入ったら、スクール・バディっていう活動が始まるって聞いていたので、もうその時から入ろうと思っていました。みんなに何かしてあげたいっていうのもあったんですけど、自分の心を変えたいと思って参加しました。
[2] 瀧田さんやバディのみんなと出会ってから、やっぱり昔のことを忘れて、何か新しい自分に変われたっていう感じがあります。やっぱりいじめられてショックだったっていうのはあったんですけど、いじめる側っていじめるのを快感としか思っていないんだろうなってそれまでは思っていたんですが、案外それが家庭の事情とかで、悲しんでいる心でやってしまうっていうのを知って、快楽だけでやっているんじゃないんだなっていうのは勉強になりましたし、やっぱりそれを知って、そうだったんだなぁって思って、良かったです。今は参加して良かったなって思っています。
[3] まだ始めて二年なので、まだ無いですね。短いので。またクラスの中でもスクール・バディの存在を知っている人が少ないので、スクール・バディのことは話にも出なかったりして、バディとしてはすごく寂しいんですけど。でもやっぱり私たちは、次の世代の子たちに繋げて行ければいいなって思っているので…私たちの代でも一応出来る限りのことはやっているんですが、でも下積みをつくっていきたいと思います。
[4] やっぱり「いじめゼロ」になって欲しいなっていうのが抱負ですね。ちっちゃい事からこつこつと、いじめを無くせるように、やっていきたいなと思います。

Kさん(女性生徒)

[1] ニュースでも、今はあまり無いですけど自殺したとか、色々なことも聞いていたし、自分が実際いじめられてる人も見たことあるし、いじめられたこともあるし、いじめたこともあるので…っていう輪があるんですけど、それに全部関連していたので、どこかで断ち切らなくちゃとか、どこかでどうにか…自分が何か出来るんじゃないかとか…。どちらかと言えば、何か出来るというか、何かしなくちゃという義務感みたいなものが凄く強くて、何かやろうっていうのが…凄くぼんやりですけど…それで入りました。
[2] 今からバディですっていうところから始めてもう二年になるんですけど、なかなか反響が無くて、それがすごくもどかしいんですけど、でも焦ってもしょうがないので、とりあえず今は下積みをして、後は後輩に任せようっていう感じなんですけど。でも下積みがダメだと今後もダメだから、そこをしっかりやろう、しっかりやろうっていうのはいつも心に決めてやっています。バディのメンバーが誰一人ぎくしゃくしてなくて仲がいいので…意見はぶつかることはあるんですけど、意見がぶつかってもいい方向に行ったりとか、まぁ悪い方向に行ってもそれを直そうとしたりとか。良かったのは、そういう仲間に出会えたことです。
 私自身はもともとが、ダメだダメだって自分を責めてしまうような凄くネガティブ思考で、でもなんかバディを通じて色んな人たち、他校の人たちとかと関わっていると、だんだん何かそういうのじゃなくて、もっとポジティブに楽しく楽しくって、気持ちがすごく前向きに変われたんです。母親にも「前向きだね」ってビックリされました。それは自分でもビックリしたんですけど、でもいい変わり方だなって思います。
[3] 反響が無いので…。ただバディの活動で部活に出れなくなっちゃったりして、でもそこで部活のメンバーが気にして「なにやってるの」とか、「こういうことしてるの、今度サミットあるんだ」、「そうなんだ、頑張ってね、じゃあ今度バディルーム行ってみるね」とか、本当にそういう身近なところから、ちょっとでも最近広がってきたので…。いじめが急に無くなるとかそういう感じは無いんですけど、でもうっすら、少しずつ変わってきている感じがしています。
[4] 「いじめゼロ」、すごく大きな理想だって思うんですけど、やっぱり人間ってなんだかんだで他人だから、対立も絶対あるだろうし、こいつが好きでこいつが嫌いってどうしても出てきちゃうじゃないですか。だから、その中でいじめって思われている「悪口を言う」とかそういうことって、すごく理想論だなって、批判的なんですけど、そういうのがあって。でも悪口とかが残ったとしても、それが自殺に繋がったりとか、自分の命を縮めることとか、自分を傷つけるとか、それで他人を傷つけちゃうとか、そういうのが広がらないようには出来るかなって。他人と関わるそういう集団の社会にいるから…中学生って色々モヤモヤ、思春期真っ盛りな感じがあるんですけど(笑)、なので100%は無理でも、それを広げないようにっていうところまでは行きたいなって思います。

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いじめの問題に対する取組事例集 特徴的なプログラムが紹介されました

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