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スクールバディ事例:藤沢市立村岡中学校

いじめを許さない校風をつくろう!
小学校へ出前授業に行こう!

2007年1月、いじめ防止プログラムは村岡中学校から始まりました。
新1年生を前に、「いじめを許さない校風を自分たちの手で作りあげ、学校の伝統にしていこうではありませんか」と訴えた生徒会長も、今は、高校3年生。その伝統は、着実に後輩たちに引き継がれています。

■いじめをなくすためのメッセージの発表

「私達のクラスは、いじめをなくそうというキーワードで四字熟語をつくろうということになりました。『心』は、いじめをなくすには、よい心が必要だという意味が込められています。
『認』は、いじめをなくすためには相手を認めることが大切だという意味が込められています。『信じる』という字は、相手のことを信じていればちゃんと思いは伝わるという意味が込められています。
この四文字を組み合わせてできた文字が、『心認心信』です。
いじめとは、相手を一方的に苦しめるだけのものであり、何もその先につながるものはありません。
このいじめ防止プロジェクトをきっかけに村岡中学校から一つでもいじめがなくなればいいと思います。皆さんもこのことばを、いつも心の中に入れておいてください。」

■全校あげてのポスターづくり

現在、高校2年生になったバディたちは、全クラスに対し、1クラス3枚のポスターつくりを呼びかけました。その呼び掛けに応じた各クラスでは、いじめ防止をテーマに、作品づくりに大わらわ。15クラスから集められた45枚のポスターは文化祭で展示され、保護者や地域の人々にも、バディの存在を知らしめることになりました。

■夏やすみ、映画づくりに没頭!

現在、高校2年生になったバディのメイン活動は、映画づくりです。
シナリオをつくり、地域のNPOに撮影機材を借り、編集技術を学び、3か月をかけて3本完成しました。その作品は、生徒たちのユーモアが随所にちりばめられ、笑いの中にも、深い味わいのあるものになりました。文化祭や地域の公民館祭りで上映され、好評を博しました。

■いじめ防止標語「百連発」!

現在の高校2年たちは、バディ活動に刺激され、いじめ防止標語「百連発」を作りました。この日めくり2セットは、各昇降口に置かれ、毎日めくられました。

■出前ワークショップ ~ いじめ防止プログラムを小学生に届けたい!

現在、中学2年生のバディ活動は始まったばかりですが、自分たちの卒業した小学校に、「いじめ防止プログラム」を届けたいと、夢は大きく膨らみます。
村岡中学校での「スクール・バディ」活動は5年目。その楽しい雰囲気は、仲間から教室へ、教室から学校全体に自然な形で浸透していき、学校の雰囲気を変え、生徒たちの自主性を育んでいるようです。

湘南DVサポートセンター TEL 090-4430-1836 お気軽にお問合せください

文部科学省のHPでも紹介

文部科学省 いじめの問題に対する取組事例集 DVサポートセンター いじめ

いじめの問題に対する取組事例集 特徴的なプログラムが紹介されました

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